2024年1月17日(水)日本経済新聞紙面「育て振興 銀行が挑む 2」より
GMOあおぞらネット銀行(以下、GMO銀)が、ネット銀行の立ち上げからわずか5年で法人口座の累計数が10万口座の大台に達したとのこと
GMOあおぞらネット銀行
GMOあおぞらネット銀行は、あおぞら銀行とGMOインターネット傘下のGMOフィナンシャルホールディングスが共同出資する銀行です。かつては信託銀行として営業していましたが、2018年10月1日付であおぞら銀行に信託部門を吸収分割しています。なお、あおぞら銀行が2018年時点で大株主ですが、金融機関としては別です。
GMOあおぞらネット銀行 AI融資
23年11月にはアルトア(東京・千代田)と連携して人工知能(AI)で審査を高速化して3000万円を上限に貸す制度を設けてます。
過去の記事でも書いていますので、こちらもご覧下さい
GMOあおぞらネット銀行 API接続
GMO銀のAPI接続は、国内銀行でナンバーワンの35ラインナップを誇ります。(GMO銀調べ)
基本は口座照会や振込などの金融取引に関するAPIですが、スタンダードAPI(無償)の中には、振込入金口座(バーチャル)の発行や、口座残高や入出金明細の通知といった機能も含まれています。
特に、振込入金口座(バーチャル)の発行は、ECサイトやフリーランスの請求代行サービスなどの利用シーンで便利そうです。
GMOあおぞらネット銀行 ライバル
記事では、ライバルともされる住信SBIネット銀行の取り組みについても触れています
ライバルの住信SBIネット銀行は、企業から融資の要請が来る前に、AIを使って顧客口座の収支情報を分析し、あらかじめ金利などの条件をメールで知らせる「プッシュ型」融資を開発。2500万円を借りた振興企業経営者は「日本政策金融公庫を使うしかない」と思っていたが、面倒な書類もなしで借りられた」と話す
メガバンクも対応を急いでおり、三菱UFJ銀行やみずほ銀行も同様の姿勢で取り組みを行っています。
過去の記事でも書いていますので、こちらもご覧下さい
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